※この記事での表記について
本文では読みやすさを優先し、ブレード名を一部略して表記します。
①シャークスケイル=「シャーク」
②エアロペガサス=「エアロ」
③グローリーワルキューレ=「グローリー」
④ウィザードロッド=「ロッド」
前回のG1西日本レギュラーでは、現地観戦に必要なものとして「予備の心臓」と「ハンカチ」の話をしました。
今回、もうひとつ必要なものが増えました。
電卓です。
……いや、会場には持って行かなくて大丈夫です(笑)。
9月6日に行われたG1大阪・西日本選抜予選。
準決勝以降のバトルを見ながら、私は途中からずっと同じことが気になっていました。
「あれ……シャーク、エアロに負けてない?」
しかも、オーバーやエクストリームで吹き飛ばされるだけではありません。
シャークが、エアロにSPINまで取られている。
もちろん会場で見ているだけでは、印象が強く残った可能性もあります。
そこで帰宅後、準決勝2試合・3位決定戦・決勝の全15バトルを改めて集計しました。
すると、やっぱり気のせいではありませんでした。
今回確認できたエアロ+LRとシャーク+Rの直接対決は5戦。
結果はエアロ側の5勝0敗。そのうち3勝がSPINでした。
ただし、この記事で言いたいのは「エアロの方がシャークより強い」という単純な話ではありません。
赤色エアロの重量差。LRの攻撃力。シュート力。ラチェット配分。調整。そして選手自身の技術。
数字と現地で感じたものを重ねていくと、今回の西日本選抜には「環境トップを使うだけでは終わらない3on3」の面白さが、かなり詰まっていました。
前回立てた予想の答え合わせも含めて、ラストのG1東京・東日本選抜予選で何を見たいのかまで整理します。
- G1西日本選抜予選が通常のG1と少し違う理由
- 前回記事で予想した4つのポイントの答え合わせ
- エアロ+LRがシャーク+Rとの直接対決で5戦5勝だった理由をどう見るか
- シャーク+エアロを軸に広がった3on3の選択肢
- 1-60・7-60に加えて1-70が目立った理由
- Hビット不在が続くレギュラー上位戦と、東京で見たいポイント
この記事のデータについて
今回の数値は、西日本選抜予選の準決勝2試合・3位決定戦・決勝の計15バトルをベイ専Hobbyで再集計したものです。
比較には8月16日の西日本レギュラー上位17バトルも使用しています。
※勝敗はブレードだけでなく、個体調整・ラチェット・ビット・シュート・対戦相手・使用順・当日のコンディションなど、多くの要素に左右されます。少数の大会データだけでパーツそのものの強弱を決めるものではありません。
※東日本選抜予選を控えているため、速報段階では上位選手の名前と具体的な3on3デッキ、少数採用パーツ、使用順、個人別の勝敗が結びつく形では掲載しません。
G1西日本選抜予選は256人。1回戦だけインフィニティの短期決戦
まず、「そもそも選抜予選って何?」という方へ、今回の大会だけ簡単に整理します。
大会形式をご存じの方は、この章を飛ばして次の「前回予想の答え合わせ」から読んでもらって大丈夫です。
今回の西日本選抜予選は、対象となるG3大会の優勝者が集まる選抜大会です。
8月に行われた通常の西日本G1レギュラーは512人規模でしたが、今回は256人。
スタジアムの進行も少し違います。
- 8月の西日本予選:1〜2回戦がインフィニティスタジアム
- 今回の西日本選抜:インフィニティスタジアムは1回戦のみ
人数だけ見れば半分です。
でも、だから「いつものG1より楽」という話ではありません。
すでにG3を勝ち抜いた選手たちが集まる大会です。
人数は少ない。濃度は高い。
カルピスなら原液寄りです(笑)。
※選抜予選へ参加する方は端末の確認も忘れずに
今回の案内では、参加者本人のユーザーIDでアプリを使用できる端末があるかが重要な確認事項になっています。参加予定の方は、ベイやランチャーだけでなく端末・ログイン状況も事前に確認しておきましょう。
前回予想はおおむね継続。ただしシャークスケイルの“勝ち方”に変化が出た
前回の西日本レギュラー分析では、残るG3選抜予選へ向けて4つの予想を置きました。
そして私は、
「外れたら、見事に外しました(笑)と答え合わせします」
と書いています。
書いた以上、逃げられません。
まずは中間採点です。
| 前回の予想 | 今回の答え合わせ |
|---|---|
| ① シャーク中心はまだ崩れにくい | ○ 上位4名全員がシャークを採用。 ただし実際の勝敗には大きな変化あり。 |
| ② 3機目の選択肢が広がる | ○ シャーク+エアロが軸。 残り1本には引き続き個性が出た。 |
| ③ 持久枠のビット配分に注目 | △ 固定化せず。 持久枠では新たなビット配分も垣間見えた。 |
| ④ 1・7枚刃優先は続くか | ○ 今回も1-60・7-60が基準。 1-70という次の一手も目立った。 |
大枠では、かなり前回の流れが続きました。
逆転の多さも継続しています。
今回も上位4試合のうち3試合で、最終的な勝者が途中でリードを許していました。
「あと1点が遠い」は、どうやら前回だけの事件ではなかったようです。
ただし。
今回の一番大きな変化は、そこではありませんでした。
シャークは相変わらず環境の中心にいる。
なのに、バトルを見ていると、
「そのシャーク、思ったほど勝ててなくない?」
という場面が続いたんです。
前回、なぜこの4つを予想したのか。
東西の比較や3on3のパーツ配分まで詳しく読みたい方は、前回の分析記事にまとめています。
エアロペガサス+LRがシャークスケイル+Rに5戦5勝。しかも3勝はSPINだった
ここからが、今回一番掘り下げたいところです。
現地で私が感じた、
「シャーク、エアロに負けてない?」
を数字で追ってみました。
今回の上位15バトルで確認できた、エアロ+LR対シャーク+Rの直接対決は5回。
結果はこちらです。

5戦5勝。そして5勝のうち3勝がSPIN。
ここが本当に面白い。
エアロ+LRという組み合わせを見れば、もちろん攻撃性能も気になります。
でも今回、シャークを外へ飛ばして終わりではありませんでした。
最後まで回り切って、シャークから1点を取っている。
前回の西日本レギュラーと比べると、さらに景色が変わります。

前回はシャーク+Rがかなり結果を残していました。
今回も採用そのものが減ったわけではありません。
それなのに、実際の勝敗は大きく動いた。
さらに前回確認できたシャーク+R対エアロ+LRの直接対決は2戦あり、2戦ともシャーク側のOVER勝ち。
今回は逆に、エアロ側が5戦5勝です。
かなり鮮やかな入れ替わりでした。
ここは「エアロ>シャーク」という意味ではありません
今回の勝率は、同じ選手による複数バトルを含む少数データです。
個体差、調整、シュート、対戦相手、当たり方、使用順などの影響も大きいため、パーツそのものの優劣を示す数字ではありません。
もうひとつ確認しておきたいことがあります。
今回の大会全体が、特別にSPINだらけだったわけでもありません。
上位15バトルのSPINは7回。
前回も17バトル中7回。
つまり、
「今回の大会はスピン環境だったからエアロが勝った」
と簡単に片付けることもできません。
大会全体ではなく、エアロ+LRとシャーク+Rという組み合わせの中でSPINが目立った。
だから私は、そこにもう少し理由があるのではないかと感じています。
赤エアロは約1g重い。LRの攻撃性とどう噛み合ったのか
今回、現地で目についたのが赤色のエアロでした。
前回大会では青色が多かった印象ですが、今回は赤色をよく見かけました。
赤色のエアロは、青色より約1g重くなっています。
約1g…。
数字だけ見ると小さく感じますが、ベイブレードでは無視できない差です。
重量が増えれば、相手との強い接触で押し負けにくさへ働く可能性があります。
今回の相手は、環境の中心にいるシャーク。
しかもシャーク+Rは、強い接触から相手の姿勢を崩し、一気に勝負を決めたり、SPIN勝ちまで狙える全方位・万能型の組み合わせです。
そこに対して、赤エアロの約1gという重量差が、接触時の安定や押し負けにくさへプラスに働いた可能性はあります。
ただ、今回さらに面白いのはLRビットです。
店主がこれまで使ってきた感覚では、LRはRよりエクストリームダッシュへ入る回数が増えやすい一方で、そのぶん動きも大きくなりやすく、スタミナ性能では不利を感じることがあります。
つまり、もともとSPIN勝ちを取りにいくための安定型という印象ではありません。
それなのに今回、エアロ+LRはシャーク+Rとの直接対決で5戦5勝。
そのうち3勝がSPINでした。
ここが、今回のエアロ躍進で一番気になったところです。
赤エアロの重量を生かしてシャークとの接触に耐えながら、LRで何度もエクストリームダッシュへ入る。
一度の大きな一撃だけではなく、何度も強い接触を繰り返すことで、シャークの姿勢や回転を少しずつ崩していく。
その結果として、最後はエアロ側が回り残り、SPINまで取り切った。
「スタミナで逃げ切った」というより、攻撃を繰り返した先にSPINがあった。
今回の結果を見ると、そんな勝ち方だった可能性も考えられます。
そして、この戦い方を成立させるうえで欠かせないと感じたのがシュート力です。
同じブレード形状で、より重い個体を同程度まで回そうとすれば、そのぶん相応のシュートエネルギーが必要になります。
もちろん実際の回転性能は重量だけでなく、重量配分や個体差、シュート角度などにも左右されます。
それでも今回、赤エアロ+LRという組み合わせを上位戦で何度も機能させていたことを見ると、選手たちが重量増を扱えるだけの高いシュート出力と再現性を持っていた可能性は十分にあります。
レギュラークラスだからといって、シュート力を軽く見てはいけない。
少なくとも今回の上位戦では、重いベイをしっかり回し、攻撃的なLRを何度も機能させるだけのシュート力が求められていたように感じます。
今回の赤エアロを見て、私はそんなことも感じました。
ここは、現地観戦と店主の使用感から考えた仮説です
今回の5勝を、赤エアロの重量やLRだけで説明することはできません。
個体差、ラチェット、シュート位置・角度・パワー、接触のタイミングなど、複数の要素が重なっています。
重量差だけでは説明できない。トップ選手は“短所”まで勝ち筋に変えていた?
だからこそ、今回のエアロを「赤は重いから強かった」だけで終わらせるのは、かなりもったいないと思っています。
重いことにはメリットがあります。
でも、重ければ何でも解決するわけではありません。
店主がこれまで使ってきた感覚では、赤エアロは青色より重量があるぶん、後半に姿勢を崩したり、失速したりする難しさを感じることがあります。
一方のLRも、エクストリームダッシュへ入りやすいぶん、動きが大きくなり、最後まで回転を残すという意味では扱いやすいビットではありません。
つまり今回の組み合わせは、
- 赤エアロの重さを接触の強さへ変える
- LRのエクストリームダッシュ回数を攻撃機会へ変える
- それでも失速しないよう、高いシュート力で最初の回転を与える
- 角度や位置を調整し、暴れすぎず何度も相手へ触れさせる
こうした難しい条件を全部まとめて、ひとつの勝ち筋に仕上げる必要があります。
ここに、トップ選手のすごさが出ていたように感じました。
パーツの長所だけを見るなら簡単です。
赤エアロは重い。
LRはよく動く。
でも実戦では、その長所がそのまま短所にもなります。
重ければ姿勢を崩すこともある。
よく動けば、そのぶん回転も使う。
だから本当にすごいのは、長所だけを伸ばすことではなく、短所が出にくい形まで調整していることなのかもしれません。
シュート位置・シュートパワー・角度・タイミング・個体調整。
そして、大舞台でもその一投を再現する力。
トップ選手は、パーツの性能を使っているのではなく、そのパーツの“難しさ”まで含めて勝てる形にしている。
今回のエアロの躍進には、そんな上位選手の技術が凝縮されていたように感じます。
だから私は、今回の結果を見て「エアロがシャークより強くなった」とは思いません。
むしろ感じたのは、
シャーク中心の環境でも、シャークミラーだけが答えではない。
ということです。
エアロの重量。
LRの攻撃性。
そして選手自身のシュートと調整。
それらを組み合わせれば、環境トップに対して別の勝ち筋を作れる。
今回の5戦5勝、うちSPIN3勝は、その可能性を強く感じさせる結果でした。
そして、この「パーツ単体ではなく3on3全体で勝ち筋を作る」という話は、次の章にもつながります。

3on3は「シャーク+エアロ+別」が軸。3本目に選手の個性が出た
エアロが目立った理由は、直接対決だけではありません。
今回の上位4名を見ると、シャークは4名全員が採用。
エアロも4名中3名が採用していました。
そして4名中3名が、
「シャーク+エアロ+もう1本」
というブレード構成です。
前回大会と比べても、実は上位4名全体のブレード配分はほとんど変わっていません。
シャーク、エアロ、グローリー、ロッド。
大きな骨格はかなり固まっています。
でも、
骨格が同じ=デッキも同じ。
ではありません。
むしろ土台が固まってきたからこそ、
「残り1本をどうする?」
に選手の考え方が濃く出ていました。
グローリーワルキューレは今回も十人十色。組み方に正解は一つじゃない
その象徴のひとつが、グローリーです。
前回大会でも3機目候補として結果を残しましたが、見れば見るほど面白い。
これまでの大会やアンケートでも、スタミナ寄り、バランス寄り、アタック寄りと、かなり幅のある組み合わせが見られています。
今回も、
「そう組むんだ」
と思う使われ方がありました。
ただし、東日本選抜を控えている速報段階なので、今回の具体的な組み合わせは伏せます。
グローリーは本当に、組む人によって顔が変わるブレードです。
十人十色。
こういう「一つの正解へ収束しきらないパーツ」があるから、3on3は面白いんですよね。
グローリーのビット選びについては、こちらの記事でアンケートも含めて詳しく整理しています。
「ここでこのブレード?」今回いちばん興奮した1本は公式発表までお預け
そして今回。
店主が個人的に一番「おおっ!」となったのは、実はシャークでもエアロでもありません。
上位戦の3on3に、
「ここで、このブレードが出てくるのか!」
と身を乗り出した1本がありました。
正直、書きたいです。
ものすごく書きたい(笑)。
でも、この記事を書いている時点では大会直後。
公式から大会結果が公開されたあと、触れられるタイミングが来たら改めて書きたいと思います。
ただ、今言えるのは一つ。
トップの3on3でも「環境でよく見る3本を並べれば完成」ではない。
選手の得意な勝ち方、考え方、練習してきた形。
そういうものが3本目に出る。
これ、本当に最高です。
ラチェットは1-60・7-60が基準。1-70が“次の矢”として光った
ブレードの次に面白かったのがラチェットです。
今回も大きな基準は変わっていません。
1-60と7-60。
一体型ブレードを除いた上位4名の交換式ラチェット10枠を見ると、1-60と7-60で7枠。
実は前回大会も同じく7/10でした。
つまり、1-60・7-60を基準に考える流れはかなり継続しています。
一方で今回、店主が気になったのが1-70。
複数のデッキで採用が見られました。
1枚刃だから、とにかく攻撃。
ではありません。
1枚刃は攻撃だけじゃない。偏重心の復帰力も“守り”になる
今回のバトルを現地で見ていて、ポケットへ落ちかけたベイがスタジアムへ戻る場面を何度も見ました。
ここで面白いのが、1枚刃ラチェットの偏重心です。
偏重心は当たりを強くする方向だけでなく、落ちたあとの姿勢や跳ね返り方に変化を作り、ポケット復帰につながることがあります。
つまり1枚刃には、
- 相手へ強く当てにいく攻撃的な役割
- ポケットから戻り、高得点負けを避けるある意味での防御的な役割
この両方を持たせる考え方があります。
そして高さ70mmの1-70をどう使うか。
今回の上位戦では、その「次の矢」がかなり面白く見えました。
具体的にどのブレードへ組み合わせていたかは、ここでは伏せます。
でも東京で1-70がさらに増えるのか。
これはかなり注目したいところです。
Hビットは今回も不在。レギュラーでは“持久を伸ばす”選択が続いた
もうひとつ、前回から引き続き気になっているのがHビットです。
前回の西日本レギュラー上位3on3では、Hビットが見られませんでした。
そして今回の西日本選抜でも、上位4名の3on3ではHビットの採用は確認できませんでした。
一方で、FBやNrビットなど、持久力や安定感を伸ばす方向の選択は引き続き見られます。
店主がオープンクラスの大会を見てきた印象では、Hビットが目立つ場面もあります。
では、なぜレギュラーでは違う選択になるのか。
「シュートが弱い」のではなく、上位同士では出力差がつきにくい?
ここは書き方を間違えると誤解を生むので、先に言っておきます。
※「レギュラー選手はシュートパワーが弱い」という話ではありません
ここで考えているのは、同じレギュラー上位選手同士で戦ったときに、シュート出力だけで圧倒的な差を作る場面が相対的に起こりにくいのではないか、という仮説です。
もし選手同士の出力差が僅差なのであれば、Hで一気に差を作るより、
持久力を伸ばし、再現性を高める。
という方向が安定しやすい可能性があります。
もちろん、これもまだ仮説です。
だからこそ次の東京が面白い。
最後までH不在が続くのか。
それとも東日本で、まったく違う答えが出てくるのか。
ここは答えを決めずに見届けたいと思います。
勝敗だけじゃない。今回も胸が熱くなったG1の景色
ここまで数字やカスタムの話をしてきましたが、今回もそれだけではありませんでした。
前回のG1と変わらず、会場で強く感じたのが、選手・家族・仲間が一緒になって戦っている空気です。
一生懸命シュートする子どもたち。
すぐそばで、声をかけすぎるでもなく、じっと見守る保護者の方。
そして周りから声援を送る友だちやチームの仲間たち。
一人でベイを回しているように見えて、実際にはたくさんの人が一緒に戦っている。
あの一体感は、今回も変わりませんでした。
負けて涙する選手もいました。
悔しさをこらえながら、そのまま3位決定戦へ向かう選手もいました。
見ているこちらまで胸が熱くなります。
子どもって、大人が思っている以上に繊細で、それでいて強い。
この日の選手たちを見ながら、改めてそう感じました。
目標を達成できた選手もいれば、あと一歩届かなかった選手もいます。
でも、勝った喜びも、負けた悔しさも、きっと次につながっていく。
そしてそれは、選手本人だけではなく、一緒に応援して、一緒に喜んで、一緒に悔しがった家族や仲間にとっても同じなのかもしれません。
勝ち負けだけでは終わらない。人まで成長させてくれる。
そういう景色を見るたびに、やっぱり思います。
ベイブレード、最高だなと。
ラスト東京は「エアロ・1-70・H・新しい3本目」に注目したい
そして9月13日。
レギュラークラス最後のG1東京・東日本選抜予選が行われます。
西日本を見たあとだからこそ、店主が注目したいのは次の4つです。
- エアロ+LRは、もう一度シャーク+Rから結果を残すのか
- 1-70はさらに3on3へ入ってくるのか
- レギュラー上位でHビットは最後まで不在なのか
- また「ここでこのブレード?」という新しい3本目が現れるのか
特にエアロです。
今回の5戦5勝が、西日本だけの結果なのか。
それともシャークに対する一つの勝ち筋として、東京でも再現されるのか。
赤エアロが多いのか。青が戻るのか。
同じエアロでも調整やシュートがどう違って見えるのか。
かなり楽しみです。
東京でも「ここでこのブレード?」は出るのか
そして個人的には、これも楽しみにしています。
今回の西日本では、環境の中心とは少し離れたところから、店主を思いきり前のめりにさせる1本が出てきました。
東京でも、またあるでしょうか。
「そこを持ってきたか!」
という3本目。
こういう予想外があるたびに、一度評価が落ち着いていたブレードをもう一度触りたくなります。
そして研究が始まる。
また違う使い方が見つかる。
ベイブレードの環境って、こうやって動くから面白いんですよね。
前回の予想は、今回ひとまず中間答え合わせしました。
今度は、この4つを東京で答え合わせします。
当たっていたら「おお」。
外れたら――
また素直に外しました(笑)。
それでいいんです。
予想通りより、予想を裏切ってくれた方が、次に調べることが増えますから。
まとめ|シャーク中心でも、勝ち筋は一つじゃない
今回の西日本選抜を現地で見て、最初に残った違和感は、
「あれ、シャーク負けてない?」
でした。
帰って数字を確認すると、エアロ+LR対シャーク+Rの直接対決は5戦5勝。
しかも3勝はSPIN。
前回シャーク+Rが優勢だった組み合わせが、今回はきれいに反対へ動きました。
でも、シャーク中心の環境そのものが崩れたわけではありません。
上位4名全員がシャークを採用し、エアロも3名が採用。
3on3の骨格はむしろ固まっています。
その中で、
- 赤エアロの重量をどう生かすか
- シャークとエアロのラチェットをどう配るか
- 1-70に何を任せるか
- 持久枠のビットをどう選ぶか
- 3本目に何を持ってくるか
選手ごとの差が、さらに細かいところへ入ってきています。
環境トップを持っていることと、環境トップに勝てるバトルを作れることは、同じではない。
パーツの性能。
そのパーツが抱える難しさ。
そして、それを補う調整とシュート。
トップ選手のバトルを見ていると、3on3は「強い3機を並べるゲーム」から、その3機を“どう勝たせるか”を考えるゲームなんだと改めて感じます。
そして今回、一番書きたいブレードの名前はまだ書けません(笑)。
それも含めて、東京が楽しみです。
エアロはもう一度シャークを止めるのか。
1-70は増えるのか。
Hは戻ってくるのか。
そして、また新しい1本が飛び込んでくるのか。
9月13日。
ラストの東日本選抜、しっかり見届けたいと思います。
数字だけでは見えないものを現地で見て、現地で感じたものを数字でもう一度確かめる。
今回も、そんなG1バトル分析でした。
ベイ専Hobbyでは、ベイブレードXをもっと楽しむための情報発信と、パーツ単品の販売をしています。
セット商品を購入する場合は、公式ストア・Amazon・楽天・量販店なども含め、価格・在庫・セット内容を比較して選ぶのがおすすめです。
そのうえで、「このパーツだけ試したい」「必要なものだけ揃えたい」という場合は、ベイ専Hobbyも選択肢の一つとしてご利用ください。
カスタムやパーツ選びで、「手持ちの中なら何から試せばいい?」「この組み合わせで大丈夫?」と迷ったときは、公式LINEから気軽にご相談ください。
手持ちのパーツや、どんな遊び方をしたいかを教えてもらえれば、できる範囲で一緒に考えます。
新しい記事の公開や、大会環境のアンケート、新商品情報などはX・Instagramでも発信しています。
「次の記事も読みたい」「次のアンケートにも参加したい」という方は、フォローしてもらえるとうれしいです。



