【7問一答】初心者から短期間でトップに届いた理由──ひーたん選手が大切にしてきた考え方(原文)

ひーたん選手が腕を上げて喜ぶ写真と「7問1答 初心者から短期間でトップに届いた理由」の文字が入ったサムネイル 選手特集

本記事は、ひーたん選手に取材・インタビューさせていただいた内容を、インタビュー形式でまとめたものです。
最後までご覧ください。

あわせて別記事では、取材回答とX投稿をもとに、短期間で強くなるための「積み重ね方/学び方/考え方」を、初心者向けに整理した解説記事を掲載しています。
どちらから読んでも構いませんが、先に解説記事で全体像を整理してから本記事(インタビュー)に入ると、回答の背景や言葉のニュアンスまで追いやすくなるはずです。

なお、ベイブレードの環境や流行は変化します。本記事は回答時点の考え方としてご覧ください。

Q1|ベイブレードを始めたきっかけ/ハマった理由を教えてください(ベイブレードの魅力)

A1
クリスマスプレゼントに甥っ子からベイブレードを欲しいと頼まれて甥っ子と3人で始めたのがきっかけです。
正直、最初は「どうせコマなんてすぐ飽きるだろう」と思っていて、別のゲームを勧めていました。

でも、初めて行ったおぢ店のG3大会でトーナメントまで残れて、勝てるのが楽しくて、
「次は優勝できるかも」と思うようになってからはおぢ店に通うようになり、気づけば週末はベイブレード漬けになっていました。

本格的に練習するようになったきっかけは、最初の4ヶ月は毎週大会には行っていたものの、ベイブレードを触るのは大会のときだけでした。

そんな中、ゆーすけさんがロッドBで不利対面のドラEにスピン勝ちしているのを見て、「すごい!私も勝ちたい!」と思い、強い人のシュートを観察するようになりました。

そこからコマの組み方を教えてもらったり、自宅でもシュート練習をするようになっていき、甥っ子と組んだ大会のチーム戦で、ロッドでドラEにスピン勝ちを決めて入賞できたのがすごく嬉しくて。

それがきっかけで、本格的にベイブレードをやり始めました。

ベイブレード大会でのシュートシーン(右)と決勝トーナメント前の記念写真(左)

(左写真)エクストリームカップG1 2025(GP予選)関東予選 G1東京 決勝トーナメント前
(右写真)同大会 準決勝シュートシーン(レフティの構え)

Q2|ご自身の性格は、どんなタイプだと思いますか?(ベイへの影響)

A2
負けず嫌いです!
基本的に甥っ子と何度もバトルしてますが、大会会場でのフリバでは、強い相手に何度も勝負を仕掛けに行って、自分が勝つまで、納得いくまで戦っています。

Q3|強い方に声をかけたり質問するときに、意識していることはありますか?

A3
大会中にいきなり話しかけるのは失礼かなと思って、聞きたいことはあっても人見知りでなかなか話しかけられず……いつもひたすらフリバしてます。

フリーバトルで強い人に何度も挑んでいるうちに、対戦を重ねて仲良くなって話せるようになったり、相手から話しかけてくれたり、色々教えてもらうことが多いです。

ベイブレード界隈は親切な人が多くて、本当に感謝しています。

Q4|教えてもらったことや気づきを、どう“自分の力”にしてきましたか?(練習/振り返り)

A4
強い人と同じシュートができたらいいなとは思うのですが、利き手もパワーも違うので、
Mokkyさんと同じ角度で私が打っても持久力が足りなくなってしまいます。

だから、教えてもらったことをもとに、自分のパワーに合う角度を探したり、自分のスタイルに落とし込むようにしています。

BEYBLADE XのG1グランプリで1位〜3位の選手がトロフィーと賞状を手に記念撮影する様子

エクストリームカップ GP 2025 本選トーナメント(左:ひーたん選手(2位・準優勝)

Q5|力や体格の差を、実戦でどうカバーしていますか?(シュート/勝ち方の作り方)

A5
パワー負けしてることが多くて、序盤に強く当てられるとそのまま押し負けちゃうので、
相手の軌道を読んで「避ける」か「逆に当てにいって面受けで弾く」かを状況で使い分けるようにしてます。

アタックでも守備でも、同対面であればスピンを取る自信があるので、着実に1点ずつ重ねていくスタイルです。

ウィザードロッドが強ければ、4巡目で相手はスタミナベイを出しづらくなると思っていて、相手の4機目を絞れると考えています。
そこでアタックベイ同士の対決になったときにスピンを取れれば勝率も上がりますし、自分の選択肢も増えるので、そこを目指しています。

左利きの利点は、相手が見慣れていない軌道になるので読まれにくく、狙われにくいこと。

それに加えて、狙い撃ちが得意なので自分から仕掛けにいけることと、右利きのシュートではやりづらい打ち方ができるので、不意をつけることです。

そういった強みが、シュートパワーの差を埋める要因にもなっていると思います。

Q6|日本GPファイナル準決勝(ミラー対決で打ち直しが続いた試合)では、何を考えていましたか?

A6
本当にたくさんの人に協力してもらったので、「負けるわけにはいかない…」と緊張していました。

でも、上を向いて落ち着こうとしたとき、2階や3階から大勢の人が手を振ってくれているのが見えました。

皆さんの声援がものすごくて、すごく嬉しくなって、
「頑張ろう!勝たなきゃ!私なら勝てる!」と一気に気持ちを切り替えることができました。

エアロペガサス対面は、事前の練習でパワーが格上の人相手でもミラーでスピンを取れるようになっていたので、自信がありました。
ただ、ウィザードロッド対面はシュートパワーに明確な差があったため、スピン主体の戦い方は不利だと感じていました。

正面から撃ち合えば押し負ける場面が多く、「同じ土俵で勝負するのは厳しい」というのが率直な感覚でした。

そこで意識したのが、「上に当てて飛ばす」という選択です。
相手のパワーを受け止めるのではなく、角度と当たり方でいなして、盤面の主導権を取りにいくイメージでした。

GPファイナル準決勝:対戦デッキ(ミラーバトル構成)

Q7|「この人たちがいたから頑張れた」と感じる存在や、練習の場についてどう感じていますか?

A7
G1のときは初心者で、おとんさんに組んでもらい、教えてもらったシルバーウルフだけで勝ち上がりました。

まさか勝てると思っていなかったので、3onのことも全然考えておらず、会場にいたおぢ店ブレーダーさんたちのアドバイスや声援のおかげで優勝できました。

GPでも、師匠のおとんさんやジークさんのアドバイス、ナルパパさんやゆーすけさんの協力があって、準優勝することができました。

1人では絶対にここまで来られなかったので、協力・応援してくれたおぢ店の皆さんと、出会いのきっかけをくれたおぢいさんの店の田中店長には感謝しかありません。

最後に一言|今年の意気込み/ファンの皆さん・仲間へ

今年はGP優勝!負けたくない!

皆さんの声援のおかげで準優勝できました。
いつも声かけてくれたり、応援してくれて本当にありがとうございます!

これからも声かけてもらえたら、私でよければいつでも対戦します。
みんなでベイブレード楽しみましょう!

編集後記:ひーたん選手へ感謝/解説記事はこちら

改めて、ご多忙な中で具体的に共有してくださった、ひーたん選手に感謝申し上げます。
これから始める方や伸び悩んでいる方が、「こういう向き合い方もあるんだ」と安心できるきっかけになれば嬉しいです。

感想や「ここが刺さった」など、無理のない範囲でXやInstagramでコメントいただけると嬉しいです。

おまんじゅうキング選手の特集記事はコチラ。
トップブレーダーの思考、こちらもあわせてご覧ください。

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