本記事は、Go for Beyチームに取材・インタビューさせていただいた内容のうち、ウメダ選手の回答(Q&A)を、インタビュー形式(原文)でまとめたものです。
最後までご覧ください。
あわせて別記事では、今回の取材回答をもとに、「ウメダ選手の原点/両立/“入口づくり”の思想」を、初心者にも追える言葉で整理した解説記事を掲載しています。
どちらから読んでも構いませんが、先に解説記事で全体像を整理してから本記事(原文)に入ると、回答の背景や言葉のニュアンスまで追いやすくなるはずです。
なお、ベイブレードの環境や流行は変化します。
本記事は回答時点の考え方としてご覧ください。
Q1|原点(爆転・ドライガースラッシュ)から今につながる“好きの核”


原点がはっきりしているのが、読者が一番共感しやすい部分だと思いました。
いまも変わらず心に残っている“最初の熱”って、どんな感覚ですか?
A1
私には2歳上の兄がおり、その影響で幼少期はコロコロコミックが自宅に置いてあった環境だったので、物心ついた頃から私も自然とベイブレードを始めていました。当時放送されていたアニメの影響でドライガーが欲しくなり、親に地元のおもちゃ屋さんで買ってもらい、スタジアムではなく道路や公園等野外で回していまして…。笑
(当時スタジアムまで買ってもらえなかった)当時は「アニメに出てくるキャラクターと同じベイを回せてる…!かっけー!」という高揚感しかなかったので、野外で適当に回して満足(スタジアムがそもそもないので平等な対戦ができない笑)していて、ベイブレードに関しては、それが最初の熱量だったのかもしれません。
その純粋な熱量があったからこそ、ベイブレードXを始めるきっかけになりました。
Q2|趣味を「楽しめない時期」から「本気の遊び」へ

(ウメダ選手の過去X投稿を拝見して)
趣味に苦しんだ経験があるからこそ、本気で楽しむ姿勢に見えました。
“楽しめる側”に戻れた分岐点って何でしたか?
(考え方が変わった/環境が変わった、など)
A2
楽しめる側に戻れた一番大きな理由は、自分の考え方が変わったことです。もともと私は、趣味でも何でもとことん突き詰めてしまう性格で、突き詰めた末に自分を追い込み、結果的に自爆してしまうタイプでした…。笑
幼少期から続けていたスポーツも趣味も、最初は「好き」という純粋な気持ちで始めたはずなのに、勝敗や他人からの評価が見えてくると、無理をしてまで頑張って自分で自分の首を絞めていました。
そこでの対処法として、ひとつの趣味に依存しないよう、複数の趣味を持つことにしました。
そうすると、もちろんひとつの物事に対して中途半端になってしまうこともあります。私にとっては心の拠り所が増えることのほうが安心につながりましたし、様々なことに興味を持てることで知見も広がりました。
今は育児中心の生活で、そもそも趣味に使える時間が多くはありません。
けれど、その趣味との「距離」があるからこそ、趣味と自分の関係をちょうどよいバランスで保てているのだと思います。
時間があればあるほどのめり込んでしまうので。笑

Q3|両立の原動力(家事育児・仕事・運営・競技)

同時進行量が多いのに、前へ進めるのがすごいと感じました。
ウメダ選手が動ける“燃料”って何ですか?
(負けたくない/仲間/誰かのため/自分の好き など)
A3
燃料…なんなんでしょうね?前述の質問回答と同じように、私が何でも突き詰めたい性格であるが故に自然と行動しているんだと思います。
誰かのためというよりは、自分軸で動いている感覚が近いです。
Q4|「やる」って決める瞬間(巻き込みのスイッチ)

好きで終わらせず、場を作って共有する行動力があると感じました。
「やる」って決める瞬間のスイッチは何ですか?
(衝動/責任感/誰かの一言/悔しさ/ワクワク…)
A4
1番は自分がやったら楽しいと思えるかどうかで決めます。ズバリ直感です!笑それで周りに「私はこれやったら面白いと思うんだけど、みんなはどう思う?」と投げかけてみて、良い反応があったら即行動に移しがちです。
ありがたいことに、私の周りには積極的に協力してくれる優しい方や、さらに良いアイデアを提案してくれる有能すぎる人がたくさんいるため、自分の案をさらにブラッシュアップしたイベントなどを実現できています。
Q5|応援のしかた(距離感/言葉の選び方)

誰かの活動を応援しつつ、自分も中心に入って動ける印象がありました。
誰かを応援する時に、無意識に大事にしている“距離感”やルールはありますか?
A5
人を応援するときは、味方の様子、心理状況に合わせて言葉を選ぶようにしています。私自身、学生時代は団体競技のスポーツをしていて、いわゆる「ゾーンに入る」瞬間は、適度な緊張感はありつつも、身体はリラックスしている状態でした。
その経験から、味方が過度に緊張しているときは、あえてふざけたことを言って力を抜けるようにし、逆に集中しきれていないときには、気持ちを引き上げるような言葉で鼓舞するようにしています。

Q6|決勝で「振り抜けた」—安心材料の正体

優勝後コメントで「2人が強かったから振り抜けた」と語っていたのが印象的でした。
決勝で思い切って振り抜けた“安心材料”は何でしたか?
(仲間の言葉/役割の明確さ/当日の感触/準備の積み上げ…近いもの)
A6
チームメンバーの強さです。
表彰式の時にコメントした文字通りで、とんちゃんとMGrさんは私よりベイが上手い。
ただ、それだけです。実際に2人とも過去の大会戦績は私より上で、MGrさんは優勝歴がメンバーの中で1番多いですし、特にとんちゃんはベイを組む精度やシュート選択はメンバーの中で最強だと思っています。
GP前のチーム戦模擬練習でも、私が3タテするか、私が勝ちを取りこぼしたとしても、2番手のとんちゃんで相手のチームを仕留めて、3番手のMGrさんを出させない戦況まで何度も追い込んでやってました。
そして、とんちゃんが負けたとしても大将のMGrさんが絶対に勝ってくれるので、過去の戦績や実際のGP練習の状況からでも「後ろの2人が絶対に勝ってくれる」という信頼があったのです。

Q7|女性大会(入口づくり)の原点と、次の景色

「女性大会に出られなかった経験」を、行動に変えて女性が参加できる場の提供を実践していると感じました。
女性大会をやろうと思った最初のきっかけは?
また、新潟で“女性が入りやすい空気”を作るために、変えたこと/これから変えたいことがあれば教えてください。
A7
女性大会をやろうと思った最初のきっかけは、もともと私が別のTCG(トレーディングカードゲーム)界隈にいた頃の経験です。当時、公式が開催してくれた【女性限定大会】に出場したことをきっかけに女性プレイヤー同士の交流が生まれ、それまで一人で大会に参加していた時よりも、大会そのものをより楽しく感じられるようになりました。
カードゲームはすでに引退していますが、当時知り合った女性プレイヤーの方々とは今でも仲良くさせていただいています。バトルホビーというコンテンツは性質上、どうしても男性人口が多くなりがちです。
だからこそ、その環境の中でも女性一人でも参加しやすい雰囲気をつくりたいと思い、ベイブレードでも女性限定大会を開催したいと考えるようになりました。実際、私自身も最初は一人で大会に参加することに不安があり、旦那を誘って一緒に来てもらっていたほどです……笑。
そんな経験があったからこそ、これから始める女性の方が、もっと自然に、安心して一歩を踏み出せる場所をつくりたいと思っています。
編集後記:ウメダ選手へ感謝/解説記事はこちら
改めて、ご多忙の中でここまで具体的に共有してくださったウメダ選手に感謝申し上げます。
本記事が、初心者の方や「気になっているけど一歩目が不安」な方にとって、そして、一人でも多くの女性がベイブレードをはじめるキッカケとなってくれたら、これ以上嬉しいことはありません。
感想や「ここが刺さった」など、無理のない範囲でXやInstagramでコメントいただけると嬉しいです。
チーム特集(原文)・MGr/とんちゃん選手の特集(原文)もあわせてご覧ください。
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