本記事は、⑬まさまさ様(13-ミナト選手のお父さま)に「読者のみなさまから届いた質問」をお届けする、追加Q&Aです。
公開後、「調整って実際何してるの?」「ミナトくんの“転機になった試合”が知りたい」など、温かい感想とあわせて質問も届きました。
まさまさ様にも快くご協力いただけたので、みなさまにも共有します。
今回の記事も、ここから先、読者のみなさまにも親しみを持って読んでいただきたいので、”⑬まさまさ様”のことを、”まさまささん”。”13-ミナト選手”のことを”ミナトくん”という呼称で書かせていただくことをお許しください。
今回の質問は、ざっくり言うと2つのPoint+α(読者の声)です。
- 調整って何を見てる?(初心者向けの“入口”)
- ターニングポイントになった試合(ミナトくん/まさまささん両方)
- 読者の声(ここは記事末尾で一部紹介)
質問を送ってくださった読者のみなさま、本当にありがとうございます。
そして、追加Q&Aにも丁寧にご回答いただいたまさまささんへ、改めて感謝申し上げます。
なお、今回の内容は「解説記事」と「7問一答(原文)」を読んでからのほうが、言葉の背景や温度までより伝わりやすいです。
まだの方は、あわせてご覧ください。
※解説記事から読むのがおススメです!
Q1|「調整」って何をしてるの?初心者がまず見るべきポイントは?

「調整って具体的に何をするの?」という質問が多かったです。
初心者の方が、まず“ここだけ”押さえるなら…というポイントがあれば教えてください。
A1
おそらく調整についてやり方は、皆さんとあまり変わらないかと思いますが、”調整?”という方にも分かりやすい様に自分なりに答えさせていただきます。
💡ウィザードロッド3-60Bを組む場合のステップ(例)※下のステップ/用語定義
✅ブレード:ウィザードロッド
✅ラチェット:3-60
✅ビット:B(ボール)ビット
- 【ステップ1】調整したい組合せの手持ちパーツを全て用意
用意するパーツは、ウィザードロッド・3-60ラチェット、Bビット- 【ステップ2】ブレードとラチェットの相性を1次選定
手持ちのブレード/ラチェットを全て組み合わせてみる
💡チェックポイント
✅出来るだけガタつきが少ない個体を選定
✅自分の主観(何となくそう感じる)でOK!- 【ステップ3】1次選定したブレード/ラチェットに持久系ビットを組み合わせて2次選定する
(1)N・FB・Bなど持久系ビットを1つ用意
(2)持久系ビットを1次選定したブレード/ラチェットに履かせる
(3)スタジアムで実際にシュート
(4)「これは!!」って思う組合せ(ブレード/ラチェット)を2次選定
💡チェックポイント
✅自分なりで◎
✅回っている感じや風切り音で見分けても◎
✅自分なりの基準を作ると◎
✅2次選定のブレード/ラチェットは3組を目標にする(できればでOK)- 【ステップ4】2次選定したブレード/ラチェットと手持ちの全ビットを組合わせて3次選定する
(1)2次選定したブレード/ラチェット3組に手持ちの全ビットを履かせる
(2)スタジアムで実際にシュートして3次選定
💡チェックポイント
✅ガタつきが少ないか?
✅よく回る組み合わせか?- 【ステップ5】3次選定した3つの組合せ(ブレード/ラチェット/ビット)を最終選別して、マーキング
(1)3次選定したブレード/ラチェット/ビット3組を、再度、スタジアムで実際にシュート
(2)ラチェットの向きを入れ替えてみる
(3)よりきれい/思い描いたとおりに回る組み合わせを追求
(4)一番きれいに回った組合せを決めてマーキング(目印)する
💡チェックポイント
✅ここで言う綺麗に回るも、そんな気がするで◎- 【ステップ6】最終選別した3つを実際にバトルさせて、1番機~3番機に優先付けする
(1)各5戦ほど総当たりでバトル
(2)最も勝率が高いものを1番機、以降、2番機/3番機とし調整完了
💡チェックポイント
✅1人で調整する場合は、先打ち・後打ちを入れ替えて行う- お疲れさまでした<m(__)m>
ステップ⑥で実際戦わせると思った通りの結果にならないのが面白いところです。
こうして出来上がった1番機〜3番機に公式ステッカーを貼ったりして大事にしていくと愛着が湧き、何故か少し強くなる気がします(笑)
ほんとです!また、ウィザードロッドも3-60もボールビットもひとつしか持ってない場合でも、ラチェットを付ける向きで大きく変わるので、どちらがより綺麗に回るか確認してみて下さい。
でも、ベイブレードを続けていると直ぐにパーツは増えていきます。
3-60が2つあれば組み合わせは4通り。3つあれば6通りです。
そこにブレードを買い足したら?
ボールビットが増えたら?
倍々で組み合わせが増えていきます。
もう大変です。
相当面倒なのですが頑張っていきましょう。他のベイを組む時も基本は同じです。
※編集メモ
「調整」は、難しい理屈というより、“比べて→残して→当てて→決める”の繰り返しに見えました。
自分の感覚でOKですが、だからこそ職人的要素も大きい。
誰にでも出来るけど誰にでもやり遂げられない。
言葉にしてみると改めてそう感じました。
そして、面倒なのにやる。面倒なのに楽しい。
この矛盾が、親がハマる理由でもあり、まさまささんのベイブレードへの熱い思いを感じさせる部分なのかもしれません。

Q2|ターニングポイントになった試合は?(ミナトくん/まさまささん)

今までの大会・練習を通じて、「ここが変わった」「ここが転機だった」と感じた試合があれば教えてください。
可能であれば、ミナトくん本人視点、まさまささん視点、両方伺えると嬉しいです。
A2
(ミナトくん)
ミナトは2つ挙げてくれました。1つ目は、「JCS関西予選の準決勝(※1)」と言っています。
対戦相手は、ミナト本人が最大のライバルと思っていて、共に切磋琢磨して来た強豪ブレーダーでした。
お互い意地の張り合いで、バチバチ火花が散る様なスピンの取り合いに辛勝して、JCS本選に駒を進めたこの試合は、今でも「最もキツく、また楽しかった試合」と言っています。2つ目は、先日のGPチームバトルの全ての試合(※2)。初代レギュラー日本一とアジアチャンピオンの先輩2人と組んだチームバトルは、掛け値なしに最高に楽しかったとの事です。
ホントに楽しそうだった!
(まさまささん)
私も2つ挙げさせてもらいました。1つ目は、コロコロ魂フェスティバルG1関東予選での準決勝(※3)で敗退し、惜しくも決勝トーナメントを逃して悔しい思いをした試合です。
ミナトは「オレが失敗した」と言っていますが、私の準備不足が大きく、とても後悔しました。
とは言え、初めて大型大会の大舞台に上がったのでよく覚えていますし、この敗退が無ければ今がないと思います。2つ目は、GP本選の決勝(※4)です。
右を見ても左を見ても強豪だらけの中、頂点まで登り詰め、最後エクストリームで決めたところ、我が息子ながらファンになりました。カッコよかった。

まさまささんの話の中で、「私の準備不足」というお言葉をもらいましたが、具体的にはどのような内容か教えていただけますか?
A2(追加回答)
準備不足についてですが、大型大会でベスト4は正直言って無理だろう!
という気持ちがあり3on3はやっつけ仕事で準備していました。その時は突然やってくるのでしっかり準備しておけばと後悔した感じです。
その大会での失敗を踏まえて、それ以降は、1ベイ用6割、3on3用4割くらいの時間配分で準備してます。
※編集メモ
“勝った試合”だけじゃなく、“悔しかった試合”も、同じくらい大事な転機になる。
この温度感が、まさまさ家の強さの土台なんだろうな…と感じました。
注釈【大会の概要など】
※1:ジャパンチャンピオンシップ 2024 レギュラークラス 関西予選(2024年8月12日開催)
※2:エクストリームカップ G1 2025 TEAM BATTLE(GP予選)関西予選(2025年11月23日開催)
※3:エクストリームカップ G1 2024 レギュラークラス 関西予選(2024年3月31日開催)
※4:エクストリームカップ GP 2025 本選トーナメント(2025年8月3日開催)
ベイ専Hobbyの独り言|強さは「積み上げ直す力」から生まれる
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
公開後、たくさんの感想をいただきました。
共通していたのは「勝ち負けの前に、“好き”や家庭の空気が大事だと気づいた」という声でした。
今回の追加Q&Aで印象的だったのは、調整も転機も、結局やっていることが同じだった点です。
比べて、残して、当てて、また比べる。
主観でいい、そんな気がするでいい。
でも、その積み重ねだけは裏切らない——まさまささんの言葉から、そう感じました。
そしてターニングポイントの話も、勝った瞬間だけじゃなく「悔しかった試合」まで含めて、次の準備に変えていく。
強さは技術だけじゃなく、積み上げ直す力に宿るんだと思います。
もしどこかで“好き”が置き去りになりそうになったら、一度空気を整える。
その合言葉が「よく頑張った」だった——このシリーズの核心はそこでした。
最後に——まさまささん、追加Q&Aまで本当にありがとうございました。
そして読んでくださった皆さまも、本当にありがとうございます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
読者の声|届いた感想から一部ご紹介
記事公開後、Xでもたくさんの反響をいただきました。
本当にありがとうございます。
ここでは、特に印象的だったものを7件だけご紹介します。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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