本記事は、Mokky選手に取材・インタビューさせていただいた回答と、ご本人のX投稿(引用許可をいただいた内容)をもとに、「勝ちパーツの断定」ではなく、考え方・判断の順番・向き合い方を初心者でも持ち帰れる形に整理した解説記事です。
先に解説で全体像を把握してから、Q&A原文(インタビュー)を読むと、言葉の背景やニュアンスまで追いやすくなるはずです。
なお、ベイブレードの環境は変化します。本記事は回答時点/投稿時点の記録としてご覧ください。
- 「押し付ける」という言葉を、技術論ではなく“順番”として捉えるヒント
- 調整が苦手でも迷子になりにくい観察の軸(音/数秒の挙動)
- 崩れた時に戻るための「いつも通り」の作り方
- 勝ち負けの先にあるG1へのまっすぐな意志(応援したくなる理由の一端)
- はじめに:勝ち方の断定はしません(でも、熱量は消しません)
- 勝ち筋の前に「本気のスイッチ」—中途半端を嫌う復帰のしかた
- 軸はウィザードロッド—「原点回帰」と言える“好き”と“自信”
- 調整が嫌いでも、やる。—“音と数秒”の裏にある時間
- 『いつも通り』を叩き込む—相手より先に“自分の形”を通す
- どん底から戻る方法—反骨と“応援を受け取る力”
- 努力の方向性:シュート回数分、強くなる
- G1を掴みにいく—「諦めが悪いので、来年もやります」
- (回収)「押し付ける」とは何だったのか—いったん“問題提起”として置く
- まとめ:強さは技術だけじゃなく、向き合い方に宿る
- 編集後記
- 関連動画【公式】ベイチューブ|BEYBLADE Channel
- 関連X投稿集(あとで読みたい方向け)
はじめに:勝ち方の断定はしません(でも、熱量は消しません)
この記事は「これをやれば勝てる」「このパーツが最強」みたいな答えは出しません。
同じ言葉でも、環境/相手/個体差/得意不得意で結果は変わるからです。
その代わりに、Mokky選手の言葉から見える“判断の順番”を拾って、読者が自分で選べる状態に近づくことを目指します。
ただし熱量は、消しません。
言葉の火種だけは、ちゃんと持ち帰ってもらいたいです。
ここから先、この熱量を保つために、あえて、”Mokkyさん”という呼称で記事を書かせていただくことをお許しください。
勝ち筋の前に「本気のスイッチ」—中途半端を嫌う復帰のしかた
ベイブレードXを始めたきっかけを伺ったQ1、最初に残った印象は、きっかけの話というより“スイッチの入り方”でした。
「また本気で取り組んでしまうから絶対にやらない!」と何度も断ったのですが、結局出場したG3大会で負けたのが悔しくて復帰してしまいました。
この流れだけで、“やるからにはやり切る”というMokkyさんの熱量が垣間見えます。
「だからこうだ」と決めつけたいわけではありません。
ただ、言葉の端々に“本気の人”の匂いがする。この記事は、その匂いを丁寧に拾っていきます。
👆ベイブレードXシリーズ 復帰第1戦目でS1大会2位に入賞のベイコード写真
軸はウィザードロッド—「原点回帰」と言える“好き”と“自信”
現在使っているベイを伺ったQ3、印象的なのは、パーツ名そのものよりも、Mokkyさんの中に「軸」が一本通っていることでした。
様々なベイを操るMokkyさんですが、その中心にウィザードロッドという自信の軸がいます。
そして何より刺さるのが、Q3のこの一文。
ウィザードロッドは守って1点を取るコマではありません。アタックに対しては2点以上を取る気持ちで打ち込みます。
この言葉だけで、後半で回収する「押し付ける」という思想の輪郭が、少しだけ見える気がします。
(ここではまだ、言い切りません。後で回収します。)
調整が嫌いでも、やる。—“音と数秒”の裏にある時間
ベイの調整方法について伺ったQ4の回答は、共感から始まります。
コマ作り 調整って一番嫌いな時間ですよね…
それでも、判断基準は2つだけ置かれています。
私が大事にしている判断基準は“音”
そしてシュートしたあと数秒感の挙動です。
ここで「本当にすごい」と思うのは、知識や言語化の上手さだけじゃなくて、嫌いなことに、ちゃんと時間を払える強さです。
Xのログには、調整に何時間もかけている話や、嫌いな時間ランキングの話も残っています。
好きなこと(シュート練習)だけじゃなく、嫌いなこと(調整)にも投資できる。
そこが土台を作っているように見えます。
『いつも通り』を叩き込む—相手より先に“自分の形”を通す
シュートの時に意識していることを伺ったQ5ですが、技術のハウツーというより「戻り方」の話だと感じました。
相手の構えで自分を変えすぎない。
1投目は「自分のやりたいシュートと挙動」を通す。
そして、いつも通りが崩された時ほど、強気で一番自信のある“いつも通り”を叩き込む。
- 相手を見ない、ではなく「まず自分の再現性を優先する順番」
- 崩れた時ほど“戻る”を実行する(気持ちの置き方も含む)
- 点数設計は「いつでも」じゃなく、「3投目から」ー考えるタイミングを決めている
この強気は、勢いじゃない。
Q4の「音/数秒の挙動」の話と地続きで、裏側にある練習と調整の積み重ねが、“自分を信じる力”になっている気がします。
Xでも、自分に言い聞かせながらシュート練習している投稿が残っています。
ここは精神論というより、練習の一部として“気持ちの整え方”まで含めているように見えます。
どん底から戻る方法—反骨と“応援を受け取る力”
うまくいかなかった時の立て直し方を伺ったQ6は、技術以上に支えになる回答だと思っています。
諦めたくなったことが二度ある。
大泣きした。
怖かった。
立ち直れなかった。
この言葉は飾りじゃなく、競技者としてのリアルな底です。
そして、戻れた理由として語られるのが応援してくれた方々からのメッセージでした。
ここがMokkyさんの強さの一部だと感じます。「応援を受け取り、力に変える心」も、実は技術の一部だと思うからです。
※編集メモ
「人気の秘密」を言い切ることはできません。
ただ、負けた時の感情の出し方、そこから戻る姿、人を大切にする姿勢がログとして残っている。
だから応援したくなる人が多いのかもしれない—その仮説で、ここでは止めておきます。
努力の方向性:シュート回数分、強くなる
今シーズンの過ごし方を伺ったQ7で語られるのは、努力の方向性が驚くほどシンプルだということです。
ベイブレードはシュートした回数分強くなれると思っています。
強くなるための方法を増やしすぎると、逆に迷子になります。
「とにかく回数」—この言葉は、初心者にとっても救いになるはずです。
G1を掴みにいく—「諦めが悪いので、来年もやります」
最後は、G1への想いです。
ここは、こちらが飾らなくても、言葉がすでに強い。
そして、G1の「4位席」についての言葉。
取材の中で語られた、
想像して口に出せる範囲のことは叶うんだぞということを体現したいです。
このまっすぐさが、応援したくなる理由の一つなのかもしれません。
(回収)「押し付ける」とは何だったのか—いったん“問題提起”として置く
ここまでQ1〜Q7を追ってきて、ようやくQ2の言葉が、軽くなく見えてきます。
私は自分のやりたい事を相手に押し付けるスタイルを意識しています。その中でリスク管理をしてポイント計算をします。
『こっちはこう打ちますけどどう対処しますか?』というあくまでも自分の方が優位にゲームを進めている雰囲気を作りたいです。
ただ、ここで「押し付ける=◯◯だ」と断定しきると、逆に薄くなる気がしています。
なので本記事では、初心者が持ち帰れる形にだけ整えて、いったん“問題提起”として置きます。
- 相手に合わせる前に、自分の再現性が高い「形」を先に通す
- 崩されても、変に小細工を増やさず「いつも通り」に戻る
- 調整(音/数秒の挙動)と練習が、その強気の裏付けになっている
- 点数計算は焦って早くやらず、考えるタイミングが決まっている
この4つは「答え」ではなく、今回の言葉とログから見えた“輪郭”です。
読者のみなさんも、Q&A原文を読んだ上で「自分はどう受け取ったか」を持ち帰ってもらえたら嬉しいです。
まとめ:強さは技術だけじゃなく、向き合い方に宿る
この記事で一番伝えたいのは、勝ち方の断定ではありません。
“軸を作り、嫌いな調整にも時間を払い、崩れたら戻り、どん底からも戻る”。
その積み重ねが、Mokkyさんの言葉の重みを作っている—そう感じました。
あわせて、Q&A原文(インタビュー)も掲載しています。
解説を読んだあとに原文へ行くと、言葉の温度がさらに伝わるはずです。
編集後記
このたび取材にご協力くださったMokkyさん、本当にありがとうございました。
言葉の強さだけでなく、苦しさや悔しさまで含めて語ってくださったことが、読者にとって大きな支えになると感じています。
感想や「ここが刺さった」など、無理のない範囲でXやInstagramでコメントいただけると嬉しいです。
関連動画【公式】ベイチューブ|BEYBLADE Channel
Mokkyさんのことを知りたい方はコチラがおススメ。
ベイチューブ|BEYBLADE Channel の動画を見たい方はこちらからご覧いただけます👇
出典:ベイチューブ|BEYBLADE Channel 「【BEYBLADE X】エクストリームカップ GP 2024 九州予選G1福岡」
出典:ベイチューブ|BEYBLADE Channel 「【公式】この秋、日本一のブレーダーが決定!X-TREME CUP GP 2024【完全ダイジェスト版】」
関連X投稿集(あとで読みたい方向け)
本文中では流れを優先して、関連ログは最小限に留めました。
Mokkyさんの考え方や普段のXの投稿の一部を紹介させてもらいます。
スーパーシュート
ベイの調整
練習について
点数の見方
G1にかける思い
仲間への想い/つながり
ピンクが好きな理由
20年前 G1 2位の賞状と当時使用していたベイブレード
ベストオブユーモア



